2025 MFJ公認 準国際競技会 鈴鹿サンデーロードレース 第2戦

2025 Race Report

2025 MFJ公認 準国際競技会 鈴鹿サンデーロードレース 第2戦

会場:三重県 鈴鹿サーキット 国際レーシングコース(1周5.821km)

挿絵 が含まれている画像

自動的に生成された説明 日時:6月6日(金) スポーツ走行      天候:晴れ少し曇り コース:ドライ

    6月7日(土) 公式予選 天候:晴れ       コース:ドライ

    6月8日(日) 決勝レース(10周)  天候:曇り       コース:ドライ

INT JSB1000クラス #75:ライダー 櫻山茂昇/マシン YAMAHA YZF – R1

INT JSB1000クラス #77:ライダー 伊藤勇樹/マシン YAMAHA YZF – R1

NAT ST600クラス #76:ライダー 小林玄太/マシン YAMAHA YZF – R6

JSB1000

2連勝

結果:予選     #75 櫻山選手 21台中 8位(ベストタイム2’13.901)

    決勝レース #75 櫻山選手 21台中13位(ベストタイム2’14.134)

予選     #77 伊藤選手 21台中1位(ベストタイム2’10.497)

決勝レース #77 伊藤選手 21台中1位(ベストタイム2’10.298)

DNS     #76 小林選手 怪我のため療養中

日頃よりRPT(Racing Project Team)長野にご支援、ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。おかげ様で今シーズンもオートバイによる長野県地域活性化を目指しRPT長野の活動を継続することが出来ています。多くの皆様に支えていただき心より御礼を申し上げます。本大会では鈴鹿8耐上位進出を見据え、ライダーのみならず、メカニックやその他スタッフも本番同様の緊張感をもってレースに臨みました。

◆金曜日特別スポーツ走行

前回の鈴鹿サンデーロードレース第1戦においてポール・トゥ・ウィンを達成し、鈴鹿8耐トライアウトをトップで通過した#77伊藤選手は走行中マシントラブルに見舞われましたが、メカニックの懸命な修復作業により無事に特別スポーツ走行を終えました。#75櫻山選手は第1戦ぶりの鈴鹿走行でしたが、感覚を確かめるかのように周回を重ね、予選に向けて淡々と走り込んでいました。

 NAT ST600クラスの小林選手は、以前開催された「もてぎロードレース選手権」に参戦した際アクシデントにより負傷し、本大会も治療に専念するため欠場となりました。

◆予選

予選当日は天候に恵まれ、立っているだけでも少し汗ばむような暖かい1日となりました。出だしから好調であった#77伊藤選手は追随を許さないライディングで見事予選1位となり、ポールポジションを獲得しました。#75櫻山選手は果敢に攻めた走りによって今シーズンベストタイムをマークし、前回21位で終えた予選を今回は順位を大きく上げた8位で通過しました。

◆決勝

決勝当日の天気予報では降雨が心配されましたが結局雨は降らず、ドライ路面でのレースとなりました。 ポールポジションから優勝を目指す#77伊藤選手は、レース開始直後少し順位を落としてしまうものの、すぐに巻き返して先頭に躍り出ました。その後ほかのライダーを寄せ付けることなく独走、最終的に後続車に30秒ほどの差をつけてトップチェッカーを受け、2大会連続となるポール・トゥ・ウィンを達成しました。#75櫻山選手はスタート後の1コーナーで他のライダーと接触し、コースアウトしてしまいます。一時15位まで下がってしまうものの、必死に前に喰らいつき10位まで追い上げます。しかし今回も右腕の腕上がり(握力低下等)の症状が酷く、ファイナルラップで抜かれてしまい、最終順位13位でレースを終えました。

◆ライダー 櫻山茂昇選手のコメント

いつもRPT長野にご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます。今大会は鈴鹿8耐へ向けた実戦テストということで、マシンの仕様やセッティングを耐久レースに合わせて参戦しました。その中でも、今シーズンのベストタイム更新が出来たのは良かったのですが、レース中は右腕の痛みに苦しむ結果となってしまいました。マシンは仕上がってきているので、ライディングの改善を進めて行きます!引き続きご声援をよろしくお願いいたします。

◆ライダー 伊藤勇樹選手のコメント

  今大会はチーム、ご協力頂いている皆様のおかげで参戦が叶いました。連勝はもちろんのこと、より8耐本番に向けた取り組みもありとても緊張感のあるウィークとなりました。レーススタートをミスしてしまい2位で1コーナーに入りましたが落ち着いて3コーナーでトップを奪いかえすことができ、後は自分との戦い。それでも後ろからのプレッシャーを感じつつレースメイクをしていきました。私は後方を見ないライダーなので、ずっと誰かが真後ろにいると思いながら走っていたのでこの10周は長く感じました。チェッカーを受けたあと後方との距離を知った時は安堵と最高のマシンに仕上げてくれたチームに感謝しました。今回も応援頂きありがとうございました。8耐に向けて仕上がってきているRPT長野&チームマツナガを今後ともよろしくお願いします。