2025 MFJ公認 準国際競技会 鈴鹿サンデーロードレース 第1戦 鈴鹿8耐トライアウト


2025 Race Report

2025 MFJ公認 準国際競技会 鈴鹿サンデーロードレース 第1戦 鈴鹿8耐トライアウト

会場:三重県 鈴鹿サーキット 国際レーシングコース(1周5.821km)

日時:
4月18日(金) スポーツ走行      天候:晴れ コース:ドライ

4月19日(土) 公式予選 天候:晴れ       コース:ドライ

4月20日(日) 決勝レース(10周)  天候:曇り時々晴れ コース:ドライ

INT JSB1000クラス #75:ライダー 櫻山茂昇/マシン YAMAHA YZF – R1

INT JSB1000クラス #77:ライダー 伊藤勇樹/マシン YAMAHA YZF – R1

NAT ST600クラス #76:ライダー 小林玄太/マシン YAMAHA YZF – R6

結果:予選     #75 櫻山選手 36台中 21位(ベストタイム2‘14.319)

決勝レース #75 櫻山選手 36台中 26位(ベストタイム2‘14’241)

予選     #77 伊藤選手 36台中1位(ベストタイム2’10.575)

決勝レース #77 伊藤選手 36台中1位(ベストタイム2’09.879)

DNS     #76 小林選手 怪我のため療養中

日頃よりRPT(Racing Project Team)長野にご支援、ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。おかげ様で今シーズンもオートバイによる長野県地域活性化を目指しRPT長野の活動を継続することが出来ました。多くの皆様に支えていただき心より御礼を申し上げます。本年は、鈴鹿8耐での上位進出を目標に新体制となり、まずは今大会で鈴鹿8耐参戦権獲得を目指しました。

◆金曜日特別スポーツ走行

アジアロードレース選手権や、鈴鹿8耐で活躍した#77伊藤選手が新たに加入し迎えた初戦となりました。レース前の事前テストから好調な滑り出しをしていましたが、レースウィークに入っても好調を維持し、初日からトップタイムをマークしました。しかし、赤旗中断後の再スタート時にスプーンコーナーにて転倒のアクシデントが発生。幸いライダーに怪我は無く、マシンも軽傷でしたが決勝レースへ向け、懸命なマシンの修復作業を行いました。#75の櫻山選手も出だしは好調で10位に付け初日は終了となりました。

NAT ST600クラスの小林選手は、直前に開催された「もてぎロードレース選手権」に参戦し、アクシデントにより負傷してしまったため、本大会は治療に専念するため欠場となりました。

◆予選

予選当日はベストコンディションとなり、初夏を思わせる陽気となりました。#77伊藤選手は、予選開始直後にコースインするも、トラブルにより緊急ピットイン。ピット内では懸命な作業の結果、予選時間内に再びコースイン。残り時間は10分を切っていましたが、伊藤選手は冷静なタイムアタックで見事予選1位となり、ポールポジションを獲得しました。#75櫻山選手は、集団を避け単独走行を選択し、タイムアタック。しかし、タイムアップが出来ずに苦しみ21位で予選を終えました。

◆決勝


 決勝日の事前予報では降雨の心配もありましたが、心配された雨は降らず、ドライ路面でのレースとなりました。#77伊藤選手は、ポールポジションから優勝を目指します。そして、決勝レーススタート。スタート直後は、4位まで後退するもポジションを徐々に上げ5周目にはトップに浮上、独走態勢になるかと思いきや、#32Kawasaki Plaza Racing Teamの中山選手も速さを見せ、伊藤選手と激しく順位を入れ替える展開になりました。そして、最終ラップの130Rで伊藤選手が中山選手を交わしてトップに立つと、そのままチェッカーを受け、見事、ポール・トゥ・ウィンを達成し、鈴鹿8耐トライアウトもトップ通過を果たすことが出来ました。

#75櫻山選手は21位からスタート、予選タイムを上回るペースで前方の集団に食らいつき、19位までポジションを上げます。しかし、右腕の腕上がり(握力低下等)の症状が酷く、ペースダウンをしてしまい最終順位は26位となりました。

◆ライダー 櫻山茂昇選手のコメント

いつもRPT長野にご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます。今大会は、初戦ではありますが、鈴鹿8耐の出場権を掛けたトライアウトレースということで、鈴鹿8耐の出場権獲得が必須条件となっていました。今シーズンより伊藤選手が加入してくれたことで、出場権獲得の可能性は飛躍的に上がりましたが、私自身も8耐出場権の獲得を目指して挑みました。しかし、レースになると右腕の腕上がりや、痛みが出てしまいレース後半では、思うようなライディングが出来なくなってしまい大変苦労しました。次戦のサンデーレースや、8耐事前テストへ向けしっかり体調を整えて臨みたいと思います。チームとしては、目標の8耐参戦権を獲得出来ましたので、応援してくださる皆様と共に、チーム一丸となって8耐本番も精一杯頑張ります!

◆ライダー 伊藤勇樹選手のコメント

先ずは8耐トライアウトを通過できたこと嬉しく思います。通過はもちろん必須と考え、勝ちにもこだわっていました。結果、予選1位、決勝は接戦の末、優勝と最高の形で終えることができました。これもRPT長野&チームマツナガの皆様やご協力頂いた皆様のおかげと思っております。この勢いを保ったまま、RPT長野&チームマツナガが最高の夏を過ごせるよう取り組んで参ります。応援、ご協力頂きありがとうございました。