【2024.09.13(金) -15(日)】2024 MFJ公認 準国際競技会 鈴鹿サンデーロードレース 第3戦
2024 Race Report
2024 MFJ公認 準国際競技会 鈴鹿サンデーロードレース 第3戦
会場:三重県 鈴鹿サーキット 国際レーシングコース(1周5.821km)
日時: 9月13日(金) スポーツ走行 天候:晴れ コース:ドライ
9月14日(土) 公式予選 天候:晴れ コース:ドライ
9月15日(日) 決勝レース(10周) 天候:曇り コース:ドライ
INT JSB1000クラス #75:ライダー 櫻山茂昇/マシン YAMAHA YZF – R1
NAT ST600クラス #76:ライダー 小林玄太/マシン YAMAHA YZF – R6
結果:予選 #75 櫻山選手 欠場
予選 #76 小林選手 40台中19位(ベストタイム2’22.362)
決勝レース #75 櫻山選手 欠場
決勝レース #76 小林選手 40台中22位(ベストタイム2’21.905)
日頃よりRPT(Racing Project Team)長野にご支援、ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。おかげ様で今シーズンもオートバイによる長野県地域活性化を目指しRPT長野の活動を継続することが出来ました。多くの皆様に支えていただき心より御礼を申し上げます。新体制、新マシンになり迎えたシーズンとなりました。
◆金曜日特別スポーツ走行
JSB1000クラスにエントリーをしている櫻山選手ですが、昨年の鈴鹿8耐で負傷した右上腕骨折の抜釘手術を受けることになり、今大会は手術に専念するため、苦渋の決断ですが、欠場をさせていただく事にしました。欠場という結果になってしまい、誠に申し訳ございません。最終戦には復帰出来るよう、チーム一丸となって櫻山選手を支えて行きます。
鈴鹿サンデーロード選手権の後半戦がスタートしました。前回の第2戦との間に、小林選手は8月にラスト開催となった鈴鹿4時間耐久ロードレースに参戦し、良い経験を積んでいました。その経験を活かせるよう、積極的にチャレンジしました。
◆予選
小林選手の予選は、混戦が想定されたため、いつもより早くグリッドに着き集団から抜け出してタイムアタックをする作戦にしました。コースオープン前のグリッドには、長い列が出来ていたので作戦は良かったと思います。そして、シグナルが青になり、コースオープンした瞬間、小林選手の前の車両が、エンジンストールし、それを避けようとした数台が絡む事故が発生してしまいました。その中には小林選手も含まれます。幸い、大きな事故にはなりませんでしたが、貴重な予選時間が削られてしまいました。そのトラブルの影響か、タイムは伸び悩み自己ベストタイムを更新することが出来ませんでした。
◆決勝
決勝日当日は、朝から雨雲が接近し、時折、雨粒が落ちる不安定な天候となりました。ドライでもウェットでも対応できるよう準備を進めました。ST600決勝レースの前に、路面が濡れる程の雨も降りましたが、ST600スタート前チェックが始まる頃には、コース上はドライとなりました。迎えた決勝レース、小林選手は後方19番グリッドからのスタートとなり、追い上げを目指します。スタートは、直前に開催された全日本選手権で重大な事故が発生しているため、無理なスタートはしない様、チームからアドバイスをしました。
注目のスタートは、安全優先にトラブルなく順調な出だしとなりました。しかし、後方集団からの追い上げとなり、なかなか集団から抜け出すことが出来ません。タイムからも様々なアプローチをしている様子は伺えますが、順位を上げることは出来ませんでした。タイム的には、予選よりも早いペースで走行もしましたが、22位でチェッカーとなりました。
◆ライダー 櫻山茂昇選手のコメント
いつもRPT長野にご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます。今大会は、右腕の抜釘手術を翌週に受ける事となり、万全の状態で手術に臨むため欠場をさせていただきました。苦渋の決断でした。申し訳ございません。手術後は早期復帰を目指し、再び最終戦に出場出来るよう精一杯頑張りますので、引き続きご声援をよろしくお願いいたします。
◆ライダー 小林玄太選手のコメント
今回のサンデーでは必ずより多くのポイントを獲得しなければならないため、重要なレースとなりました。1日目の特別スポーツ走行では22秒9と混み合った中でまずまずのタイムで走行し次の予選に向けて良いイメージを持つことができました。2日目の予選では出走前にピットロードで前方のトラブルにより転倒してしまい、あまりの驚きに全く集中することができず、19番手となってしまいました。最低でも10番手付近には上げる予定でしたが、この結果にかなり悔しい思いをしました。
3日目の決勝では、前日の転倒によりクラッチレバーを変更したことにより今までとの感覚の違いによりスタートに失敗してしまいました。その後は混み合った中でのレースとなってしまい、焦りもあり順位を上げることができず、22位での完走となりました。予選からの流れが悪くフラストレーションの溜まるレースとなってしまいましたが、最終戦に向けて調整していきます。